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猫の体重管理

シャナの体重測定の様子!

少しおでぶちゃんなので、たまにぶーちゃんとか

ぶーとか呼んでいます( *´艸`)

体重を測るしゃなさん

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ミミはすんなりと乗ってくれますが、シャナはすぐ逃げ出そうとします。笑

このように定期的に自宅でも体重を測り、ねこログというスマホアプリで管理しています!

以前はノートにメモしていたのですが

アプリに切り替えてからの方が見やすくて管理しやすいなと思いました。

でも実際は一生残るノートに記載してもいいかもしれませんね☺

 

猫の体重について

猫の体重管理についてですが、体重を把握する事は日頃の健康管理として
必ずやったほうが良いと思っています。

猫にとって体重の誤差が病気へのシグナルだと思っていますし

ペットは言葉で伝えられないからこそ、健康のバロメーターとして
把握するべきことだと思います。

体重計がない場合でも、毎日抱っこしてみて「少し軽くなったかな?」
「重くなったかな?」と感覚的にもチェックできるといいですね。

猫にとって、おおよそですが数日で200gの変化でも大事に至ります。

さらに1か月で1㎏の変化はとても危険な状態となります。猫の1㎏は人間でいうと10㎏相当ですからね。

200gという数字を感覚的に把握することは難しいので、体重計があると把握しやすいので可能ならば、用意してあげる良いと思います。

体重の減少について

まず体重増加よりも体重低下の方が病気のサインであることが多いそうです。
そして低下を確認したら、何故低下しているのか
認識する必要があります。

  • 食欲があるのに体重が減る
  • 食欲がなく体重が減る

簡単ですね。
食べてるか食べてないかなんて事は目視し易いのではないでしょうか
どちらにしても病院に行くことになるのですが

獣医の先生に診てもらうにしても、伝えなくてはならないので
そこは把握しておきましょう。

食欲がない場合

可能性としての病気がいくつかあります。

考えられる主な病気

  • ストレス
  • 口内トラブル
  • 臓器疾患
  • ウイルス(FIV,feLV,FIP)等

ストレス

環境の変化等によるストレスで食欲不振。引っ越しや移動。
またはご飯の変更など理由は様々。飲水しない場合は脱水も起こします。
また排泄もストレスによってしない場合がありますので、排泄しない場合は膀胱炎や尿毒症といった病気に発展する恐れもあります。

口内トラブル

口内炎や歯肉炎等の炎症によって食欲不振になります。
猫は特にかかりやすいと言われています。また猫は食後、自分の舌を使って口内を清掃したりしますが、炎症場所を庇う為に口内掃除をしなくなり、食べかすによって口臭も悪化してきます。

臓器疾患

主な臓器はまず腎臓です。腎臓悪化のステージにもよりますが慢性腎臓病になると尿毒症等の原因により口内トラブルや消化器の炎症。嘔吐等。
水腎症、腎不全等命に係わる病気になります。
また心疾患等から疲れやすくなったり呼吸が苦しくなったりし元気がなくなる。
心疾患となると肺水腫や胸水などこれも命に関わります。早急な対処が必要です。

ウイルス(FIV,feLV,FIP)等

FeLV(猫白血病ウイルス感染症)はウイルス性の感染症。感染率も高く
おおよそ3年以内に発症し免疫不全やリンパ腫等、起こします。
ウイルスを殺す薬も無い為、治療が難しく3,4年で死に至ります。

FIV(猫免疫不全ウイルス感染症)は猫エイズともいわれています。
発症すると免疫不全等になり、死に至ります。
治療によっての完治は不可能で、症状を遅らせる治療になります。

FIP(猫伝染性腹膜炎)は猫コロナウイルスが原因で腹膜に炎症が起きる病気です。現在治療方法がなく、発症すると数日~数か月で死に至ります。

食欲がある場合

考えられる主な病気
  • 甲状腺機能亢進症
  • 糖尿病
  • 寄生虫

甲状線機能亢進症

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。
食欲が旺盛になりますが体重の減少が見られ、多飲多尿といった症状が見られます。嘔吐、便秘、下痢のような消化器症状を示す症例もあるそうです。
高齢猫がかかりやすい病気で、放置していると心疾患や腎臓病になります。
治療方法は投薬、食事療法などになります。

糖尿病

血糖値を下げるインスリンが不足または作用していないことで発症。高血糖状態が持続し、多飲多尿、脱水、体重低下、衰弱します。
原因としては肥満の子がかかりやすく、オスの猫がかかりやすいそうです。
重症化すると糖尿病性ケトアシドーシスを起こし生死にかかわります。
治療方法はインスリン注射などで治療となります。

寄生虫

回虫やサナダムシといった寄生虫が多数寄生した場合、食欲不振、下痢、嘔吐、血便などの症状が見られます。駆除剤などで治療。

猫の体形管理

環境省の飼い主のためのガイドラインに記載されていますが、
BCS(Body Condition Score)5段階表記になります。

ご自宅のペットがどのあたりなのか確認してみてくださいね。

BCS4や5のあたりなら「おやつの与えすぎではないのか」
BCS1や2のあたりならペットフードの改善や病気なども視野に入れ獣医に相談してみたほうがいいかもしれません。

飼い主のためのペットフード ・ ガイドライン

あくまでも目安ですが、参考程度にご覧ください。

体重減少を確認したら

ペットの体重が減少したことを確認したら、病気である可能性が高いです。
なので、早急に掛かりつけの獣医に相談する事をお勧めします。
命に係わる場合が多いので、ペットの体重をこまめに計測し、ペットの体調管理というものをしっかりする事が大切となります。

体重のみならず、多飲多尿や食欲不振、毛並みの悪化など
日頃からメモやノート、アプリ等で管理してあげると良いと思います。

そして半年に1度はレントゲン、血液検査、尿検査、超音波検査など受けてあげる事が
重症化する前に一早く病気を見つけ、対策できる選択肢が増えると思います。

私はこまめに検査を行っていましたが、コロナの影響で少し期間を開けてしまって発見が遅れたことを悔やんでいます。

また、獣医によってレントゲンなどをお願いしないとしてもらえない等で
血液検査や尿検査のみで健康診断をしてきました。

もっとはやくレントゲンを撮って上げれていれば結石なども早期発見出来て
治療の施しが出来なくなるまで悪化することもなかったと思います。

いくら尿検査や血液検査で数値が良くても見えない病気もあることを実感しました。

愛猫ティナは、異常が出て2週間という短い期間で死に至らせてしまい、後悔が消えません。

なので、今いる家族にしてあげられることは、すぐにでもしてあげてくださいね。

今回はこの辺で✋

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