異常呼吸
愛猫ティナの肺水腫発覚から、自宅に酸素室を置くまでの記録です。
深夜ティナの呼吸数が異常にあがり、夜間診療してもらえる動物医療センターへ。
原因は肺水腫と診断され、緊急で入院。
動物医療センターでは医療費が高いので、近所の病院で循環器に強い先生がいる動物病院へ転院させることにしました。
近所なのでタクシーでも1メーターちょっとで通院可能でした。
転院させ、経過を見ると少し安定していると言われ、これなら入院させなくても自宅で療養させ、ストレスなく生活させてあげてもいいと言われました。
理由は院内での生活は食欲不振、排泄をしないという事が原因です。
医者曰く、現時点では酸素室等はまだいらないという結果で帰宅が可能に。
しかし毎日呼吸数があがり、深夜も救急病院に連れて行っての繰り返しでした。
失敗 その①
緊急用で酸素スプレー、酸素缶のようなものを大量に用意しました。
これは病院までの道のりで苦しそうな時に、口元に高濃度の酸素を提供してあげる為や家で少し苦しそうなときにも酸素を与えるというもの。
しかし問題発生。
スプレーの勢いや音でめちゃめちゃ嫌がるし、逃げる。
この状態では逆に興奮させて余計にしんどくさせてしまうだけで与えることができない。
別室で小さい袋に酸素を閉じ込めて、ビニール袋から空気を漏らすように与えてみました。
しかし、酸素缶の容量というものは秒で無くなるし
逆に高くつくことになりました。
酸素スプレーなどは音が少ないもので、移動時の緊急用程度で確保しておくといいかもですね。
↑とりあえずこちらはコンパクトでカバンの中に収納できますので、持ち運び面では便利でした。
失敗 その②
病院の酸素室にいると呼吸は落ち着いていて、家に帰ってくると不定期に苦しそうにするティナの為に少しでも楽になればと酸素室を家に置こうと決意しました。
この段階では本格的な酸素室ではなく、深夜など病院に行くのが難しい時間帯に呼吸でつらそうなのであれば、濃度の高い酸素を与えてあげようと
簡易的かつ緊急時用のものを用意しようと思いました。
酸素スプレーでは効率が悪いので継続的に酸素を提供できるものを検討。
そして病院での酸素濃度は基本的に30%という事で、酸素濃度30%の空気を送ることを目標にしました。
治療費も入院費もかなりの負担となってきたので、しっかりとした酸素濃縮器を買う余裕がなく
価格:79,750円 |
最初はそこまでひどくなると思っていなかったので、こちらの商品が中古であり
値段も2万円ちょっとだったので、購入してみました。
人間用のエアチャージャーとなる濃縮器です
すぐに商品は到着し、繋いでみて空気は出てくるのですが、この段階で酸素濃度系等もっておらず本当に酸素が出ているのか不安でした。
商品のチューブを口元までもっていくも、嫌がるし呼吸数も落ち着かず苦しそうにしていたので気休め程度だったと思います。
サイトのレビューを見ると結構いいみたいに書いてあるのですが
濃度計がなかったため、効果はわかりませんでした。
一応、目安としてこのエアチャージャーは酸素濃度30%の空気を1分間3ℓ供給する機械です。今となって考えると、口元で提供する分には30%で良いと思います。ただ常時口元で上げる事も出来ないし、適度な密閉空間での補給では酸素濃度が足りないと個人的には思います。
さらに中古品のデメリットとしてメンテナンスが出来ていなく
本来酸素を濃縮して出す機械なのに、濃縮されていない空気を出すことがあります。気温や特に湿度、埃などに影響受けて壊れやすいので
1年に1度はメンテナンスが必要な機材です。購入の際は考えてから検討した方がいいです。
ティナは相変わらず呼吸数が悪化して病因に駆け込む事態が続いていました。
【動物医療センターにて】
酸素室に入っているティナ
・家から病院までの緊急用に酸素スプレーがあるといいかもしれません。
・中古品は不具合などありますのでお勧めはしない。
次回は 手作り酸素室について
今回はこの辺で🐈