経緯
2018年6月
愛猫ティナとミミが、同時期に子宮蓄膿症になり手術をしました。
当時7歳だったティナとミミは、避妊手術をしていませんでした。
いつものように、溺愛しているティナを舐めまわしながら見ていた時
「え? 陰部から何かでてる・・・。性病? どうしよう(´;ω;`)」
慌てて24時間やっている救急医療センターに駆け込んだ記憶があります。
そこで診断されたのが子宮蓄膿症。
始めて耳にする病名で、そのような病気があることを知りませんでした。
ちなみに犬の方がなりやすいそうです。
《ティナさんの子宮蓄膿症の症状画像》 👈見たい方はclick(※わかりづらいですw)
📝子宮蓄膿症とは?
その名の通り、子宮の中に膿が溜まってしまう病気です。気が付かずに放って置くと死んでしまうこともある病気です。
避妊手術をしていない女の子だけにかかります。出産経験がなかったり、長い間繁殖をしていない仔に多いそうです。
子宮蓄膿症とは
子宮に膿が溜まり、量が増えると重症化するニャ!
種類は2つ。
開放性と閉塞性。
・開放性は、増加した膿が陰部から溢れ出てきます。
この場合、気付き易いので早急に病院に連れていきましょう。
・閉塞性は、増加した膿が排出されない為、細菌や毒素が体中に広がります。
気付きにくい為、発見が遅れる可能性があります。
悪化すると、細菌や毒素により発熱・嘔吐・下痢等の症状が見られます。
重症化すると子宮破裂により腹膜炎、急性腎不全など多臓器不全を起こします。
短時間で死に至ることもあるので、早めに異変に気付き、すぐに病院へ行くことが大切なのですニャ。
追憶
医療センターへ到着後、そのまま入院することに。
【手術前のティナさんの様子】
(私、何でここにいるの?)
全身麻酔の為、絶飲絶食。 翌日の子宮摘出手術に控えます。
麻酔で亡くなってしまう子も多いので、そちらも心配で眠れませんでした
【術後のティナさんの様子】
ご機嫌斜めです。。。
手術は無事成功で一安心。
このように、術後のエリザベスカラーを付けていましたが、嫌で嫌で仕方がなさそうでした。
神経質なティナには、かなりのストレスになっていると思ったので
猫用の術後服を買って着せてあげました♡
【帰宅後のティナさんの様子】
なんて可愛いのでしょう♡
セクシーポーズ!!!!!♡
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数日間の入院生活を終えて、無事帰宅したティナは、珍しく相方のミミにべったりでした(*‘∀‘)✫
【帰宅後の様子】
(ティナ:逢いたかったよ~💧)
(みみ:おかえりぃ~)
何故、この1年半で心臓も腎臓も悪くなってしまったのか……。
とても悲しいです。
予防
このブログを読んでいる方で、避妊をしていない猫ちゃんを飼っている方は
是非、子宮蓄膿症の検査をしてください。そして体に無理がないようであれば避妊をしてあげて欲しいですね。
今回、ティナには膿がでるという開放性の症状があったので、重症化する前に気が付けましたが、
ミミは無症状でした。
ティナの手術後、ミミも病気になったら大変だと思い、近所の動物病院で避妊手術してもらう事にしました。
短期の入院を終えて、ミミを迎えに行くと
子宮蓄膿症になっていたとの事。。。
正直驚きました。
同時期だったことも驚く要因ですが、無症状だったことが怖いですね。
無症状という事は閉塞性で重症化しやすいという事。
もしもティナが無症状の閉塞性で進行し悪化していたり、今回、子宮蓄膿症になっていなかったとしたら、気付いてあげれませんでした。
最悪の場合、2匹とも水面下で進行し手遅れになることも可能性としてあったでしょう。
結果的にティナの発見から治療までの経緯で、ミミの早期治療が出来たことも事実です。
早めに避妊手術をして、事前に回避出来ていたら良かったのですが
実際には2匹とも病気になってしまいました。
幸い、完治したので結果オーライです。
子宮蓄膿症は、避妊手術で予防できます。
出産予定等がないのならば、避妊手術をお勧めします。
医療費について
ペットの医療費は保険に入っていないと100%自己負担となります。
保険に加入しておけば、万が一の時に自己負担額が軽減されます。
保険会社に寄りますが、基本的には[50%]と[70%]減額というプランがあると思います。
私が加入している保険会社ですと、1日限度額というものが設定されており
[50%]最大10000円まで補償。[70%]ならば14000円まで補償。といった感じとなります。
手術に関しては年2回。一度の手術で10万円まで補償といったシステムです。
詳しい説明は、改めてブログにまとめようと思います。
基本的に皆様も加入されているとは思いますが、まだ保険に未加入という場合は
入っておくことをお勧めします。
今回は、ティナは医療センターでの手術、入院という事で通常よりもお高くなりました。
医療センターとは
基本的には24時間対応しています。夜間も獣医師、動物看護師が常駐しているので、入院時も夜間看護や緊急時の対応も出来る動物病院です。
深夜などにペットが、急変した場合などの為に、家の近くにあるかどうか調べておいた方がいいでしょう。
手厚い看護や緊急性に優れている為、基本的にお高いです。
通常の掛かりつけの病院は、診療時間外だと獣医師も帰宅してしまいます。
なので預けたワンちゃんや猫ちゃんが夜間、急変しても対応してもらえないのが現実です。
※これもまた別に記載します。
ミミの方の医療費はというと
手術中に見つかってよかったよ!という感じで
追加請求をされずに
もともとの避妊手術代と追加の検査代だけで会計をして頂けました。
避妊手術は保険適用外なので、今回は全部で7万程度。
ティナの出費があったばかりなので、本当に助かりました。
こうしてミミも無事に、完治。
参考に貼っておきます。
【医療センターでの金額】
こちらの金額になんだかんだと
追加検査等でもう少しかかったと思います。
術後のお薬代などで、
もう少し請求されました(´;ω;`)
安い所は、この半額以下で出来ると後ほど知りましたw
この時期なのですが、ティナは保険屋さんを切り替えたばかり。
つまり1か月は保険が利かないという時期。
前の保険をすでに解約してしまっていて、全額実費という事になりました。
お高いですね。
M氏的ポイント☺
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出産予定がない場合、早い段階で避妊手術をする。
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避妊していない場合、病院で検査をしてもらう。
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子宮蓄膿症は、避妊することで予防できる。
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自己判断せず、早めに獣医に相談。
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事前に掛かりつけの病院に金額について聞いてみる。
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保険会社に加入をしておく。
すべて事前準備、行動が大切となってきますね!
今回はこの辺で!